ファイルは、Download siteのKnobless Wonderフォルダからダウンロード可能。
Knobless Wonderで最も重要となるのは、クリスタルフィルタである。水晶発振子は、中華の49US(小型の背が低いタイプ)を入手し、FRMSで特性を測った。最適値では無いが、LSBでのキャリアポイントは、7.1607MHzである。日本国内の7MHz帯運用状況から、1kHZステップでの運用が暗黙の了解なので、1kHZに丸める事が望ましい。従って、このフィルタは使えない。(キャリアポイント有りき、フィルタ帯域である。)
キャリアポイントを7.160MHz±100Hzを目標値とした時、市販部品で作れるフィルタである。一般的に、この様なSSBには不向きと思われる狭帯域となる定数は選ばないであろう。だが求めている物は、HiFi音質でなく、通信に必要な実用レベルの音質なので、これで良い。
オリジナルを改造した回路図である。オリジナル回路のコレクタ抵抗は、ゲインが不足することから、インダクタに交換。更に、低周波出力はスピーカーマイクを使う為にゲインを向上させた。
基板サイズ 73 × 95
pcbeでパターン設計し、中華にPCBを注文した。中華に発注したPCBで組立たが、終段で異常発振した。パターン引き回し上の単純なミスであった。左は、修正済みのパターン。