2014年5月24日土曜日

7.195MHz AM TRX

既に公開済みの7.195MHz AM受信部、送信部、Front-end filterをまとめたTRXである。固定周波数のため、ボリューム、Filter on/offスイッチしか無く、シンプル。Front-end filterは、挿入損失が5dB~6dB有るため、損失を補う目的でプリアンプ(MAR6)を追加。MAR6は、約20dBのゲインがあり、ゲイン過多となっている。10dBのアンプにすべきである。 
ケースは、ジャンクを加工して再利用したが、タカチ YM-180相当。 
回路図である。送信部、受信部、フィルター部をまとめて書き直した。   

2014年5月11日日曜日

7MHz front-end X'tal filter

7.2MHz水晶発振子を使ったフロントエンドX'talフィルタである。このフィルタは、JA9CDE栃谷OMがシュミレーションし、設計したものである。中心周波数 7.195MHzでAM運用に特化しており、近傍のノイズに有効である。FRMSを見ながらインダクタを調整し、63.5uHで中心周波数7.195MHzに合わせる事が出来た。主要部品は、aitendoからIFTコア(4個100円)と水晶発振子7.2MHz(10本100円)を入手した。全パーツで数百円である。

 
FRMSの測定結果である。
 中心周波数 7.195MHz
 帯域 7.2kHZ 
















                      
回路図である。
可変インダクタ63.5uHと無差別に選んだ7.2MHz水晶発振子で2台作り、問題なく特性が得られた。
LA1600 3pin水晶発振方式の回路と組合せ試験を行った。その結果、フロントエンド フィルタが有効に動作している様だが、親機のフィルタが甘い(帯域15kHZ)ため、効果があるものの、十分とまでの結果には至らなかった。
親機フィルタを6kHz帯域にすべきであろう。






 

基板寸法 24x72  

2014年5月2日金曜日

7.195MHz AM Transmitter

7.195MHz AM送信機である。回路は、一部定数が異なるものの、RNRさんと同じ。変調部は、CB機ジャンクからIC、コンデンサ、ヒートシンク、変調トランスを流用した。この為、送信部のみ基板設計した。キャリア出力は、使用部品を考慮し、4Wに調整(QRP機)した。 
ユニバーサルボードで組んだ変調基板である。変調トランスの詳細不明であった為、実測すると8Ω:16Ωであった。5Wクラスのトランスを入手する場合の参考になれば幸いだ。  
2段のLPFである。2次高調波(14MHz)があまい。   
RNRさんの改造している部分を含めたシュミレーション結果だ。ただ、コイルと並列のコンデンサは、120pFがベターであろ。(採用した定数)  
VXOコイルは、固定インダクターを意識し68uHに調整して動作確認済だが、60uH位がベター。出力調整用抵抗150Ωは、0Ω(ジャンパ接続時) RF Out 5Wとなった。QRP機を目指すのであれば、部品の個体差を考慮し、3W~4W位に調整するのが良いと思う。  
基板寸法 49x72