可変VXO coilである。50Mhz水晶の時、VXO coil 10uH前後が良い。従来、カットアンドトライで固定インダクターを周波数カウンターを眺めながらの交換作業の為、煩雑であった。今回、調整作業の簡略化のため、可変インダクターをテストした。コアは、サトー電気製 鼓10sボビン小大タイプである。ベースとコアをホットボンドで固定し、UEW0.1φを巻いた。LCメータで測定した結果、16t 11.44uH~6.44uH。18t 13.0uH~7.3uH。20t 16.0uH~9.4uHであった。測定結果から16t~20tが良いと思われる。コアの個体差を考慮し、18tとした。
ケースに収納した、VXO coil外観である。FCZ製VXOコイルより小型(高さが低い)。
評価用回路である。50Mhz VXO回路で、50.75Mhz水晶と組合せた時、50.60Mhz~50.71Mhz可変する事ができ、満足できる結果となった。
2 件のコメント:
コイルのアップの写真ありがとうございます。
巻き方が良く解りました。
参考になったとの事、大変恐縮です。
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