2023年1月26日木曜日

esp8266 VFO Ver1.10(8BAND)

esp8266 VFOにPCF8574AT(HW-171)を追加したマルチバンド版である。MODEスイッチとBANDスイッチを追加し、自動モード切替をやめた。無線機とのI/FとしてのMODEとBANDは、PCF8574ATの出力を直接繋げれるように単一出力となる様にデコードした。今回使ったPCF8574ATボード(HW-171)は、バス接続できるので簡単にDIOを拡張する事ができる。公開済みのモノバンド版と一部仕様が異なる所がある。







回路図

D0のTX入力は、ローアクティブ(0V送信)に変更した。
FCF8574AT(HW-171)のSCLとSDAは、1kでプルアップされてるが、3.3k追加してプルアップしている。

PCF8574ATボード(HW-171)

#2 addr 0x39
#1 addr 0x38
 


 




スケッチ


























バンド設定は、周波数テーブルに8バンド定義した。DEF_Fは、デフォルト周波数。LOW_Fは、最低周波数。HI_Fは最大周波数である。8バンド以上に拡張する場合、PCF8574ATのさらなる追加とスケッチ追加、修正が必要。











IF周波数とBFOの周波数を変更する時は、ここを修正する。VFOは、upper heterodyneの動作で、直接スケッチに書いている。一般的なBFO周波数を示す。BFO_LSBは、IF+1500Hz。BFO_USBは、IF-1500Hz。BFO_CWは、IF+700Hz但し、トーン周波数を700Hzとした場合。また、BFO_AMは必要なければ0Hz、SSBモード(何らかのキャリアが無ければ復調できない場合)でAMを受信するのであれば、BFO_LSBと同一設定すれば良いかと思う。













最大何バンドにするのかは、Max_Bandで指定する。例えばMax_Band 6にした場合、3.5Mhzから21MHzの6バンドになる。(先頭に書いて有る3.5MHzから数えて6バンドとなる)
既に書込みを行ったEEPROMデータをクリアするには、Int_Endを73以外の数値に変更する。これは重要で、EEPROMクリアしなければ以前のデータが読み込まれて動作するので、意図しない動作をするかもしれない。LW_RITはRIT下限周波数、またHI_RITはRIT上限周波数。














PCF8574ATのアドレス設定は、ここで行っている。

スケッチ等のダウンロード

このVFOに必要なファイルは、ダウンロードサイトからダウンロード可能。
Download siteにあるesp8266フォルダのesp8266_vfo_1.1.zip


2023年1月5日木曜日

si5351a TFT 2.2"VFO Ver.1.3(8BAND)

2.2"TFTを使ったマルチバンド(8バンド)のレスポンス改善版VFOである。基本的に1.8"版と同じだが、細かな所で一部変更修正している。特に説明するところは無いので、2023/1/3投稿の1.8"版を参照されたい。





回路図

スケッチ等のダウンロード

このVFOに必要なファイルは、ダウンロードサイトからダウンロード可能。

Download siteにあるsi5351a TFTフォルダのsi5351a_TFT22_1.3.zip

  

2023年1月3日火曜日

si5351a TFT 1.8”VFO Ver.1.3(8BAND)

si5351a 1.8"TFTを使ったマルチバンド(8バンド)VFOである。このVFOは、Ver1.2をマルチバンド化したもの。特徴は、PCF8574を拡張出力ポートとして使った。UNO/nanoで動作確認済み。総合的なレスポンスも良いので、上手くまとまったと思う。







回路図


 スケッチ

バンド設定は、周波数テーブルに8バンド定義した。DEF_Fは、デフォルト周波数。LOW_Fは、最低周波数。HI_Fは最大周波数である。8バンド以上に拡張する場合、PCF8574のさらなる追加とスケッチ追加、修正が必要。



 











IF周波数とBFOの周波数を変更する時は、ここを修正する。VFOは、upper heterodyneの動作で、直接スケッチに書いている。一般的なBFO周波数を示す。BFO_LSBは、IF+1500Hz。BFO_USBは、IF-1500Hz。BFO_CWは、IF+700Hz但し、トーン周波数を700Hzとした場合。

 









最大何バンドにするのかは、Max_Bandで指定する。例えばMax_Band 6にした場合、3.5Mhzから21MHzの6バンドになる。(先頭に書いて有る3.5MHzから数えて6バンドとなる)
EEPROMデータをクリアするには、Int_Endを49以外の数値に変更する。これは重要で、EEPROMクリアしなければ以前のデータが読み込まれて動作するので、意図しない動作をするかもしれない。EEPROMデータのデフォルト値読み込みは、STEPを押しながら電源onでも出来る。

スケッチ等のダウンロード

このVFOに必要なファイルは、ダウンロードサイトからダウンロード可能。

Download siteにあるsi5351a TFTフォルダのsi5351a_TFT18_1.3.zip