RD16HHF1を使った50Mhzリニアアンプである。 当初RD06HVF1で設計したが、AM変調のアンプとして使うと、キャリア出力1.5W程度である。この為、パワー倍増を目指しデバイス交換で3.5W得た。単純にデバイスを交換したのみではミスマッチとなる。再シュミレーションを行い定数変更した。50Mhzに於けるRD16HHF1のR+jxは、入力12.50-j26.43出力19.90-j27.05である。入力側のみLCマッチング回路を使用し、出力側はT型フィルタでのマッチングを期待し、LCマッチング回路なしとした。入力側LCマッチング回路定数は、153nHと110pFである。このアンプは、NFBにより安定動作している。写真には冗長な回路があるが、開発当時、回路安定化の為に付加したものである。AM変調時、数100mW入力で3.5W出力であった。
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