2025年11月16日日曜日

UV-K58無改造50MHz AMP

UV-K58をH/W改造なし(F/W改造とアドオンボード)で、50MHz AMPを作った。UV-K58をF/W改造後、スペクトラムを見るとがっかりする。UV-K58本体改造で27MHzにした例はある。ただ本体改造はリスク(LCD破損など)が伴う。そこで付加装置として対応すと事とし、出力500mW以上を目標とした。



改造前本体のスペクトラム


UV-K58 LOW設定
送信した時、最大出力が100MHzに現れる。フィルタを入れるか同調回路の入ったバッファ回路が必要と思われる。UV-K58の出力設定をLOWにした時が50MHzで最大となったのでLOW設定で使う事にする。50MHzで9.2dBm





UV-K58 MID設定
50MHzで5.2dBm













UV-K58 HIGH設定  
50MHzde3.2dBm
  

    

2SK241AMP出力スペクトラム 

同調回路方式のAMPによって、50MHzの出力が最大になった。
  


回路
デバイスは、入手が容易で安価なBS170を使った。本体未改造のため、キャリコン方式のスタンバイ回路にした。







結果

UV-K58に接続し、スペクトラムを測定した。出力約500mWあり、概ね目標クリアーできた。生産終了のRQA0009を使うと約5W出力。







Download

JA2GQP's Download siteのUV-K58_AMPフォルダーから必要なファイルがダウンロード出来ます。

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