si4735評価ボード

操作面

si4735を使った例は多数あるが、自作であるゆえ標準仕様がない。そこで、スケッチの動作確認を目的に、oledを使った評価ボードを作った。このPCBは、I2C　oledの他、秋月AQM1602XA-RN-GBWも搭載可能。

部品面

ICは、変換基板をっ使ってDIPにしている。CPUは、安価な中華製Arduino  Pro mini(3.3V 8MHz)用にPCBとした。AF AMPは、中華製8002a(LM4872相当)を使っているが、ミュート回路は省いた。電源on時にポップ音があるが、評価ボードなので問題ないと思っている。

oledを実装した操作面

左側から電源SW、タクトSW8個、スイッチ付ロータリーエンコーダ。左上にoled(I2C)である。秋月の16文字ｘ2行を使った方がバランスが良い。

部品面

ICは、DIP（変換基板使用）で設計した。Arduino Pro miniは、安価な中華製でA4,A5ピンが中央寄りに配置されているものを使っている。アンテナ回路は、外部アンテナ専用とし、簡略化した。

回路図

スケッチ
All　Band（All　Mode）のoled版PU2CLRのライブラリに含まれている物を使っている。
パターン引き回し上、I/Oポート変更とスイッチ処理の変更を行っている。これ以外に周波数設定を変更したが、不満があるが実用に耐える。

スイッチのチャタリング防止（例えば、Band　Up処理）は、タイマーを使わずに確実な動作にした。修正したスケッチは、JA2GQP's Download siteのsi4735フォルダがらダウンロード可能。

一例
/////////////////////////
//  BAND UP switch
/////////////////////////

    else if (digitalRead(BAND_BUTTON_UP) == LOW){
      bandUp();
      while(digitalRead(BAND_BUTTON_UP) == LOW)
        ;
    }

動作試験

7MHz SSBとFM放送を受信したが、実用レベルと思う。